温度 :42〜47℃(地温勾配とほぼ一致)
成分の特徴1:メタホウ酸、ヨウ素の含有率が高い
成分の特徴2:リチューム、ウランなど現海水の数倍
その他の特徴:温泉の中で目を開けても痛くない(浸透圧が同じ)
同一地域内に、「目の病気に効く御神水」がある「生目(いきめ)神社」というところがあります。
同質の地下水だったかも?
■温泉法による保健所への手続き
・掘削許可申請>>温泉審議会>>工事開始届>>工事終了届>>温泉採取>>>成分分析>>温泉
・動力装置許可申請>>温泉審議会>>工事開始>>工事終了
・温泉利用許可申請>>温泉審議会>>成分表示
・可燃性天然ガスが付随する温泉について、詳しくは 環境省のHP をご覧ください。
※温泉審議会は年数回なので早めの手続きが必要です。
■温泉法と鉱業法及び鉱山保安法について
・温泉法では坑井からの生産物(温泉水)の所有権は、坑井所有者である。
・鉱業法では坑井からの生産物(温泉水、鉱物)の所有権は鉱業権者である。
・温泉法では可燃性天然ガス(炭化水素を主成分とする天然ガス)は適用外でしたが、
改正温泉法より保安義務ができました。
しかし鉱業法(有価物)に対する保安の考え方と温泉法(廃棄物)に対する保安の考え方が違う気がします。
・鉱業法,鉱山保安法では温泉(可燃性天然ガスに付随する付随水)は坑廃水として規制される。
■汎用水中ポンプによる汲み上げ
・高価な外国製水中ポンプは使用せず、水中ポンプの設置方法、揚水管や駆動方法を工夫し、ガス水比の高い
坑井においても効率の高い汲み上げを可能としました。
・毎年点検し消耗部品を交換することで信頼性を飛躍的に向上しました。
・電力ケーブル接続キットは耐熱用を使用しています。
電力ケーブルはガスの侵入を防ぐため、水中部、地上部において工夫が必要です。特に配電盤などに侵入する
おそれがあるため、完全なシールドが要求されます。
・現在保有 水中ポンプ(75kw×3台、45kw×4台、15kw×2台)、PCポンプ(1台)
■温泉の給湯設備
・汲み上げられた温泉は鉄分が多いため空気に触れると褐色になります。
その他、いろいろなスケールやレジオネラ菌などを発生します。
・セパレータ、貯湯タンクにも工夫が必要です。ガスと分離した後、ほぼ空気に触れずに給湯することが必要です。
温泉井戸の管理でお困りの方、ガスの付随する温泉の汲み上げ方法や、ガスの利用方法、保安対策でお困りの方、ご連絡下さい。
少量のガスでも、これからの地球環境のため、大気放出せずに利用しましょう。お手伝いします。
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